>>798
こがしゅうとが漫画で説明しているが、そんなあからさまな隙間が一番と二番の間にあったら英米海軍だって馬鹿じゃないんだから帝国海軍の意図に気づくに決まってるだろ
最上級を隠れ重巡として建造する計画はロンドン条約批准にあたって軍事参議院が大元帥陛下に奉答した軍備内容充実諸条件の一部だ
そもそも元々の計画にあたって軍令部第一班が昭和4年12月に作成して各部に配布した「8インチ砲一万トン級巡洋艦の威力並びに本艦種出現の為、日本の地理的地位の価値減少に伴う本艦種対米7割確保の必要性」で第二艦隊に8インチ砲10門艦が12隻ないと対米艦隊決戦に勝てなくなる理由と6インチ砲艦は米国の一万トン型巡洋艦に容易に撃破される危険性があると警告されている
この文書は軍令部が政府のロンドン条約妥結に反対した根拠になっていて、この反対が統帥権干犯問題として政治マターになって首相の暗殺にまで繋がった政治史上も重要な内容だ
6インチ砲15門艦なんて帝国海軍の艦隊構想上に存在した事がないよ 条件が整ったら速やかに8インチ砲に換装する前提で設計されている