自衛隊機墜落 隊員2人行方不明 脱出装置使った形跡なく
毎日新聞 5/14(水) 21:05配信

14日午後3時過ぎ、航空自衛隊の新田原基地(宮崎県)所属のT4練習機1機が愛知県の県営名古屋飛行場を離陸直後にレーダーから消え、
約13キロ離れた同県犬山市の入鹿池に墜落した。
機体の一部とみられるものが発見される一方、搭乗していた空自隊員2人が行方不明になっている。
防衛省は現地で捜索活動を行うとともに、事故調査委員会を設置し事故原因の調査を始めた。

航空幕僚監部によると、T4練習機は同日午後3時6分、空自小牧基地(愛知県小牧市)に隣接する名古屋飛行場を離陸。
その2分後、中部国際空港のレーダーから機影が消えた。 今回は訓練飛行ではなく、業務のために飛ぶ「要務飛行」だった。

複数の関係者によると、墜落したT4は小牧基地で点検修理を受ける予定だった別の航空機に随伴し、新田原基地から飛来。
修理予定機のパイロットを乗せて新田原基地に帰還する途中だった。

機体は1989年に製造され、飛行前の点検で機体に異常は確認されなかった。
搭乗者2人はいずれもベテランのパイロットで、操縦席の脱出装置を使用した形跡は確認されていないという。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/3ca08653dcc7277bae6dc6ec13c9f596d0027740