AIM120c8が飛んできたらKJ500で100+km、KJ3000で理論上150kmでミサイル検知ができる
J10に通達されるのはミサイルが80-130kmに接近してからだ
そこから秒速250mで後退すればミサイル着弾までの間に10kmは後退可能で十分な回避準備ができる

逆にE2Dはレーダーで150-200kmでミサイルを検知できるが情報伝達できるのは100-130km地点で1回、50km地点で2回とリアルタイム伝送できない

F15JSIやF35はほぼ自前の電子戦装備でミサイルを検知し回避することになるが
そのセンサー検知可能な間合いはKJ3000+J10より短い距離となる
回避能力はJ10より遥かに優れるがAIM120c8を用いてもJ10をやれる状況は限定的で
AIM174BでKJ500は殺れてもKJ3000やるのは困難になる

すると空戦は膠着に陥る可能性が高い
SM6の存在は長崎から半径500km位の範囲で接近拒否ができるくらいで
航空優勢の確立を保証するわけではない
むしろ航空優勢ゼロでSAM圏だけで防空航空優勢がある状況になるだろうが
これは航空優勢とは言わない