九電が次世代原発建設検討 35年度までの計画に明記 増設凍結の川内3号機の敷地念頭か
産経 2025/5/19 22:37

九州電力は19日、新たな原子力発電所の建設を検討すると発表した。
既存の原発より安全性を高めた次世代革新炉の開発と設置を社内で検証する方針を2035年度までのグループ経営ビジョンに盛り込んだ。

東京電力福島第1原発事故後に増設計画が凍結された川内原発(鹿児島県)3号機の敷地が念頭にあるとみられるが、九電は
「場所は具体的に検討していない」と説明している。

政府は2月に閣議決定したエネルギー基本計画で、廃炉を決めた電力会社が別の保有原発の敷地で、廃炉分の原発を新たに造ることを認めた。
九電の場合、廃炉作業を進める玄海原発1、2号機(佐賀県)の「建て替え」として、川内原発の敷地内に原発を建設することが可能となる。

大手電力では関西電力も新増設や建て替えの実現を長期計画に記載している。
https://www.sankei.com/article/20250519-Z67D3PEAFZMGJJVV6HWXSCXTZ4/

実際2030年代には本格的な原発のリプレースに手を付けないと、稼働原発が一桁に落ち込むのは時間の問題だしな。
この場合マイクロ炉は選択肢に入っているのだろうか?