>>185
>デカい組織ほど企画の承認にも取材から報道までのプロセスにも貰わなきゃいけない判子の数が増えるからね、シカタナイネ
>逆に言えば『流行りモノ』を迅速に報じている場合は大抵上の方から降りてきたと思ってよい

日本の紙媒体の週刊や月間の漫画雑誌は、その時々の流行りモノをテーマにした漫画を描こうとしても、編集会議や
漫画家や原作者との対面での打ち合わせに始まり、原稿執筆と印刷・卸屋を通した流通・・ という手間暇を経なければ
ならんから、最短でも月単位のタイムラグが生じてしまう。

それに対して、ハナッから紙媒体の印刷や出版流通を考えなくても良く、編集会議や漫画家との打ち合わせもオンラインで
迅速に済ませられるし、作画もデジタル化やネットワーク分業で大幅に効率化。

そうやって新鮮な流行りネタを最小のタイムラグで取り入れられる・・・ というのがウリナラウェブトーンの日本の紙媒体漫画
に対する絶対的なアドバンテージだと自負し、アナログな日本漫画をあっという間に追い越し叩き潰してやるニダ!

と浮かれていましたが、そうはならなかったのが皮肉なところ。

結局のところ多くの競合他社も多くも同様のシステムを導入した事で、良さげな時事ネタや流行りモノが見つかっても
皆が一斉にそれに飛びついて作品に取り入れ、その結果同じようなテーマの似たような話が横並びに溢れる。

しかも作家としての引き出しが少ないから、同じテーマでも差別化が出来ずに余計に同じ内容となってしまい、折角の
時事ネタ流行りモノも瞬く間に消費されオワコン化。

こうやってその長所を生かす事無く結果的に足を引っ張り合ったせいで、ウリナラウェブトーンの成長期は瞬く間に終わり
今や転落と縮退のステージに。