>>281
大戦時の日本も航空機はかなり頑張って作ったものの、戦車は米国のソレと比べて質・量ともに絶対的に劣る
時代遅れのブリキ戦車を作るのが関の山でしたしね。

しかも陸軍はタダでさえ絶望的に少ない戦車を、1944年には航空機生産最優先の為に新規生産をごっそり減らす。
流石に本土決戦待ったなしになった1945年には新型の三式戦車を生産するも、生産数が少なすぎた上に、それらも
本土決戦に温存され戦局にはほぼ寄与せず。

しかし大戦時には日本に対して圧倒的かつ絶対的な生産力の差を誇ったアメリカも、戦後80年近く経つと国内の
民間造船業が消滅寸前に等しい有様にまで衰退し、2020年代には軍艦や政府公用船舶を入れても年産建造トン数が
10万トン余りという体たらくに。

それに対して2010年代以降の日本は、中国韓国に押されてもなお年間1500-800万トンの船舶を建造しているのだから、
総トン数で言えば太平洋戦争時の米国の生産量に匹敵する数字なのは皮肉な話。