2040年には道路橋の75%とトンネルの53%が「耐用年数」超え
インフラ老朽化事故は今後も起きる
ps://diamond.jp/articles/-/358791

今回の事故について重要なのは、これは単発的、偶発的な事故ではなく、
極めて大きな問題の一部が必然的に表面化したものであることだ。

大きな問題とは、日本の社会資本の劣化だ。
下水道だけでなく、道路、橋梁、トンネルなども、経年劣化によって事故が起きるかもしれない。

日本では、高度成長期に急激な都市化が進み、
80年代までの成長期において社会資本が急速に整備されたが、それらが、耐用期限を迎えているのだ。

すでに2020年時点で道路橋の30%、トンネルや港湾施設も2割が耐用年数を超えている。
だから、類似の事件が、日本のさまざまな地域でこれから多発する危険がある。