>>471
元々迫撃砲も重狙撃銃もガザには存在しなかったし、そもそも各種弾薬用の火薬はガザでは手に入らないし作る設備さえない。

せいぜい硝酸系の肥料が火薬として使える程度だが、それはもちろんイスラエルが規制していたろう。

だから10/7があれだけの規模で起きるとはイスラエルは想定してなかったんだろうし、食料も確保されてないと見て兵糧攻めを繰り返してるのだろうが、支援物資を横取りするだけで万単位の人間が年単位で戦闘を継続できているとは考えづらいし、加えてハマスの戦闘映像を見ると電気の供給も継続しているようで、パソコン、監視カメラ、トンネル内の照明にも相変わらず電力が供給されているようだ。

ガザの燃料は殆んど途絶しているのでハマス側にかなりの備蓄があると考えられるし、外部からの供給が依然として続いていることも十分想定しうる。

その中でイスラエルの国防費でまかなえる量を遥かに越える弾薬を更に外部から支援されなけばならない時点で、イスラエルの国防は一か八かの賭けに頼っている状態だとも言える。

しかしながらイスラエルは10/7ではその賭けに大負けして今のこの状態を招いたわけだし、次にその賭けを外した場合は相当なリスクを覚悟しなきゃならない。

それでは戦いを戦略的に見通してるとは言えないし、ハマスには勝てたとしても、その次は危うい。