日本政府は常に負け組の側につくことで有名だからな。

南アフリカのアパルトヘイト政権に対しても、国際社会が制裁を強める中で経済的実利を優先して関係を維持し、「名誉白人」とまで揶揄されるほどの迎合ぶりを見せたし
台湾に対しても1972年まで中華民国を「中国」として承認し続けたが、それも独自の信念からではなく、アメリカや国際世論の動向を見たうえでの後追いだった。

国際的な正義や人権、情勢変化よりも、目先の経済利益と波風を立てないことが優先される。
外交とは国の価値観と判断力の表れである以上、こうした姿勢を無批判に支持することは、情勢認識と判断力の欠如を露呈する行為にほかならない。

要するに、日本政府の外交判断を無批判に支持すること自体が馬鹿の証明といえる。