ウクライナの核爆撃機への長距離攻撃がモスクワを揺るがす - Bloomberg

「その影響は非常に敏感で不快だ」と、モスクワに拠点を置く世界経済・国際関係研究所の国際安全保障センター研究員、ドミトリー・ステファノビッチ氏は述べた。爆撃機は非核任務に配備されているものの、今回の攻撃は核戦力に「弱い影響」しか与えず、ICBMと潜水艦の方がより大きな役割を果たすだろうとステファノビッチ氏は述べた。

クレムリンと国防省に近い関係者によると、この作戦によってロシアの核能力が大幅に低下することはないという。ロンドンを拠点とする政治アナリスト、ウラジミール・パストゥホフ氏は、この攻撃は具体的な軍事的意義はほとんどなく、ロシア航空部隊のウクライナ戦争への関与は「最小限」だと指摘した。
「残っている装備は、この戦争で目的を達成するには十分すぎるほどだ」とパストゥホフ氏は自身のテレグラムチャンネルで述べた。

https://archive.md/eqTEG
https://www.bloomberg.com/news/articles/2025-06-02/ukraine-s-long-range-strike-on-nuclear-bombers-rattles-moscow
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何にせよTu-95なんて良くも悪くも敵から丸見えの巨大な巡航ミサイルの発射台でしかない。
核という観点だと事前に爆弾積み込んで空中待機させておけば、地上が攻撃された後でも撃ち返せる可能性を残すだけの存在でしかない(ずっと数は多いがその辺の事情はB-52も同様)
(もちろん航空機、軍用機としては歴史的な傑作機で、史上最速のプロペラ(ターボプロップ)機には違いない)

Tu-160の生産が再開されていることも言うまでもない
https://nationalinterest.org/blog/buzz/russias-new-tu-160-blackjack-supersonic-bomber-no-joke-211201

5機や10機燃やしたところでプーチンの意思決定に影響を与えることはないし、最も避けたいエスカレーションのリスクが生じ将来の米露関係改善の芽を摘むだけで米国の国益にもならないと再三言っておく(異論はご自由にどーぞw)