>>831
>下手なホラーより背筋が寒くなる話ですな?

そしてこの旭岳SOS遭難事件を下敷きにしたホラー話だと、元ネタの事件同様に一人で山登りし、負傷して身動きが取れなくなった
遭難者が、数年後遺体となって発見され、遺骨と共に見つかった遺留品の中にテープレコーダーとカセットテープがあった。

鑑識がそのテープを再生してみると、最初は暢気な山登りの感想や景色の感想に始まり、やがて負傷して身動きが取れなくなると
救助要請の声を録音し、救助隊が来たら最大音量で再生して助けを呼ぶつもりであった模様。

やがて遭難者の体力も尽きて錯乱し始めたのか、徐々に意味を成さない音声が混じるようになり、時折周囲にいる「誰か」を呼ぶ
遭難者の声が続けて入るようになる。

そして録音テープの最後の方になると、衰弱し瀕死となって声も出せなくなったのか、風の音ばかり入るようになり、最後の数秒に
「オイ!」という遭難者の声色とは明らかに違う何者かの大声が響いた所でテープは終了・・・

その後鑑識からの報告で、野獣に食い荒らされたらしい遭難者の遺骨を調べてみたものの、日本に棲むどんな動物の歯形とも
一致しない歯跡が遺骨に多数残されていたという鑑識結果。 ではこの仏さんは死の間際に一体何と出くわしたのか・・・・????

・・というのが個人的にツボだったウリ。