ウクライナ軍はFPVドローンを保有していない。ロシアは本当にドローン戦争でウクライナを上回っているのだろうか? -BBCウクライナ

「1年前は、1日あたり100発のFPVショックを発射する余裕があったが、今ではそれには程遠い」と、第58独立機械化歩兵旅団の無人システム大隊の指揮官セルゲイ・ヴァラキン氏はため息をつく。

「ドローンの総数のうち、国家から中央政府から受領したものは3分の1です。残りの3分の1は部隊の口座に入金された資金で購入され、3分の1はウクライナ国民の支援によって受領されたものです」

しかし、私たちがインタビューした軍関係者全員が注目する最も重大な問題は、最近国から軍隊に供給され始めたFPVドローンの品質の不十分さだ。

各旅団はすでに前線近くにドローンを改良するための独自の作業場を持っている。というのも、受け取るドローンの品質があまりにも悪く、さらに改良しなければ使用できないことがよくあるからだ。

大きな問題は、こうした工房で職人技で作られるFPVドローン用の弾薬不足です。この不足により、多くの専門家が即席の手段で弾頭を作らざるを得なくなり、命を落としています。

https://www.bbc.com/ukrainian/articles/cg4v07dz3y6o