正義のヒーローに関係? 札幌の「アンパン道路」、地元で「論争」も
毎日新聞 6/14(土) 8:15配信

札幌中心部から大和ハウスプレミストドームに向かって国道36号を車で走っていると、地下鉄東豊線の月寒中央駅前
(札幌市豊平区)で赤信号につかまった。
ふと右手の小さな通りの入り口を見ると、「アンパン道路」の標識に目が留まる。 
カーナビ代わりのスマホアプリの地図にも同様の表示があった。

やなせたかしさんが描いた正義のヒーロー「アンパンマン」に関係があるのだろうか。
それともアンパンの店がたくさん建ち並んでいるのだろうか。あれこれ頭に浮かぶ。

気になったので、後で豊平区のホームページで確認すると、1911(明治44)年完成の歴史ある道路らしい。
月寒中央駅前から地下鉄南北線南平岸駅前を抜けて平岸小学校までの約2・6キロの道路をつないでいる。

後日、同小学校前から歩いてみた。隣接する南平岸まちづくりセンター前にあった説明板に、由来が載っていた。
月寒に移転した豊平町役場へ平岸から直接行くために造られた道路で、工事の際に「従事した兵士の労をねぎらうため
毎日5つのアンパンが配られた」とある。
当時、月寒にあった陸軍第7師団歩兵第25連隊の応援を受けての軍民一体の工事だった。(後略)
https://news.yahoo.co.jp/articles/ed933e07fbd31e31f2d874386480054a7cf67714

「アンパン道路」と言えば漫画「アンパンマン」にあやかった地名と思ったら、そういう由来とは。

明治末期にアンパン1日五個も支給されるのなら、道路建設に携わった兵士らもおやつの時間が楽しみだったでしょうな。