イスラエル最先端のミサイル迎撃システム、崩れて商都で73人死傷…
住民「生き残っただけ幸運」
https://news.yahoo.co.jp/articles/ec05428c54d0832006a33fb9a5c02ed46f27e92c

商都テルアビブ地域では3人が死亡、70人以上が負傷するなど、
同地域は1948年の建国以来、最大規模となる損害を被った。

鉄壁を誇るミサイル防衛網による「安全神話」が崩れた衝撃は大きく、
がれきの積み上がる現場では、途方に暮れる住民の姿が目立った。


イスラエルは、世界最先端のミサイル迎撃システムを持ち、敵の攻撃から国民を守ってきた。しかし、軍によると、イランから波状的に撃ち込まれた約200発のミサイルのうち、
4分の1に当たる50発ほどを迎撃できなかった。


近所に住む会社員エリ・バハールさん(40)は、妻と2歳半、6か月の子どもとともに防空壕に入った直後に爆音を聞いた。
子どもはしばらくの間、恐怖で泣きやまなかったという。
「イスラエルが攻撃を続ける限り、報復される。今、イスラエルに必要なのは、平和と安全な生活だ」。
バハールさんはこう訴え、強硬姿勢を取り続けるネタニヤフ政権を批判した。