シリア石油省は8月9日、シリアを占領している米軍が同国の石油の大半を盗んだ責任があると非難する声明を発表した。同石油省の声明では
「2022年上半期の石油生産量は約1450万バレルで、1日平均8万3000バレルの生産量があり、そのうち1万4200バレルが毎日製油所に届けられている」としている。声明
>>329
ではさらに、「米占領軍とその傭兵」、つまり米国が支援するシリア民主軍(SDF)が「東部地域で占領している油田から毎日最大6万6000バレルを盗んでいる」と述べており、
👉👉これはシリアの1日当たりの石油生産量の約83%に相当する。
同省のデータによると、シリアの石油部門は米国の石油盗難作戦の結果、「戦争開始から今年半ばまでに約1050億ドル」に近い損失を被っている。
さらに声明では、石油部門が被った経済的損失に加えて、「殉教者235人、負傷者46人、誘拐者112人を含む人命の損失」もあったと付け加えた。