独占:米国の初期の情報評価では、イランへの攻撃は核施設を破壊しなかったと情報筋が語る - CNN

これまで報道されていなかったこの評価は、国防総省の情報機関である国防情報局(DIA)が作成したものだ。情報筋の一人によると、この評価は米軍の攻撃後に米中央軍が実施した戦闘被害評価に基づいているという。

ホワイトハウス報道官のキャロライン・リービット氏はCNNへの声明で次のように述べた。「この評価は完全に誤りであり、『最高機密』とされていたにもかかわらず、情報機関の匿名の下級の落伍者によってCNNにリークされた。この評価のリークは、トランプ大統領の品位を貶め、イランの核開発計画を壊滅させるという完璧な任務を遂行した勇敢な戦闘機パイロットたちの信用を失墜させようとする明白な試みである。3万ポンド爆弾を14発、標的に完璧に投下すれば何が起こるかは誰もが知っている。完全な壊滅だ。」

攻撃現場の商用衛星画像を詳細に調査したミドルベリー国際大学院の兵器専門家で教授のジェフリー・ルイス氏は、攻撃によってイランの核開発計画が終結したようには見えないという評価に同意した。

「停戦は、イスラエルも米国もナタンズ、エスファハーン、パルチン近郊を含むいくつかの重要な地下核施設を破壊することができないまま実現した」とルイス氏は述べた。これは、トランプ大統領が月曜日に発表したイスラエルとイランの停戦に言及したもので、パルチンはテヘラン近郊にある別の核施設である。

CNNが報じているように、アメリカのバンカーバスター爆弾が、イランの地下深くに埋設された、厳重に警備された核施設、特にイラン最大の核研究施設であるフォルドゥとエスファハーンを完全に破壊できるかどうかについては長い間疑問が持たれてきた。

注目すべきは、米軍がエスファハーンへの攻撃に、バンカーバスター爆弾ではなく潜水艦から発射されたトマホークミサイルを用いた点だ。情報筋の一人によると、これは、フォルドウよりもさらに深く埋まっているエスファハーンの地下層を爆弾が貫通する可能性は低いとの認識があったためだという。

事情に詳しい2人の情報筋によると、米国当局は、イランには攻撃の標的とならなかったが稼働中の秘密の核施設もあると考えている。

https://edition.cnn.com/2025/06/24/politics/intel-assessment-us-strikes-iran-nuclear-sites