審議せずに採決するんだって

野党7党提出のガソリン減税法案、立憲の委員長が職権で採決決定
2025年6月20日 9時57分
https://www.asahi.com/articles/AST6N05F5T6NUTFK001M.html

 衆院財務金融委員会の阿久津幸彦委員長(立憲民主党)は20日午前、
立憲など野党7党が提出したガソリン減税の法案について、審議を終局させ、
同日に採決することを職権で決めた。自民、公明両党は採決することに反対した。

 法案は、自民の委員長が野党の賛成多数で解任され、
立憲の委員長のもとで19日に審議入りしたばかり。22日に会期末を迎えることから、
与党は審議時間がないとして反対したが、阿久津氏は職権で採決することを決めた。

 野党がまとまれば可決される。仮に法案が参院へ送付されても、
与党が過半数を占める参院では廃案になる可能性が高い。

 法案は立憲や日本維新の会、国民民主など野党7党が今月11日に提出。
1リットルあたり25・1円上乗せされているガソリンの旧暫定税率を7月1日から廃止する。
与党側は、減収分の代替財源が示されていないことや、
7月1日から適用するには期間が短すぎるため混乱を来すとして批判している。