ブリテン島は地理的にロシアから遠い
航空脅威といっても大型の哨戒機や爆撃機くらいしか近海には飛んでこない
近い国は全て同盟国・友好国だから基本的には鈍重な大型機
速度性能があっても直線番長で捕捉しやすい航空脅威しかない
だから迎撃機をトーネードADVのような上昇力が前任機のライトニングより劣る機体でもよかった
ユーロファイターが高い飛行性能が求められたのは主に西ドイツの主張
NATOの最前線にいるのにF-4Fに製空戦を任せるのは不安がありすぎたから

それに対して日本は地理的に中露南北朝鮮というトンデモ国家と隣接
しかも、普通に小型の戦闘機や攻撃機も戦闘行動半径に領土・領海が入ってしまう
しかも中国の空母艦載機が飛んでくる可能性だってある
それはいつ何処から飛んでくるかは相手次第
広い領海までカバーしないといけないから速度性能と航続性能の両立が必須となる
だからF-35は速度性能と航続性能で満足いく内容ではなかった

イタリアは気がついたら地中海の対岸やバルカン半島方面は危険地帯になっていた
イギリスのFCASテンペスト構想より日本の次期戦闘機の方が国情にマッチしてることにも気がついた
次期戦闘機/GCAPの速度性能と航続性能で広範囲を迅速にカバーできるのはニーズにマッチしていた