体制転換や核武装阻止は叶わなかった
しかしイランは多くの指揮官・科学者などの人的資源、F-14・F-5・各種TEL・レーダーサイト等の戦術戦略兵器の多くを失ったのもまた事実
https://i.imgur.com/cTuVR30.jpeg

作戦立案を行う幕僚や高級指揮官は一朝一夕に育つものではないのは明白
ヒズボラやフーシ派等へ供与輸出してた資金や武器は国内防衛の立て直しに使われるだろう。実際ヒズボラとレバノン政府の立場は急速に変化している
対イスラエル兵器である弾道ミサイルもTELが多数破壊されたことで飽和攻撃が不可能になった。イランの産業基盤を考えると戦前と同レベルまで同時発射能力を整えるには数年かかるだろう
更に防空システムや戦闘機の再調達は至難を極めることは想像に難くない。J-10C購入も噂だけで決定事項ではないし、パキスタンはAWACSやSAMとのデータリンクによりラファールを落としたのだからロシア製システムに依存してたイランで同等の戦闘が可能かは甚だ怪しい
://defencesecurityasia.com/en/israel-asks-china-block-iran-j10c-fighter-jet-deal/

バビロン作戦みたいに原子炉のみ攻撃するのではなく防空能力破壊にも注力したのは、次の核施設空爆を用意たらしめる為だと思われる
今後数年間イラン防空が手薄ならば、もし核施設再建の動きを感知し次第すぐ爆撃できる
非道かつ暴力的でとても擁護できないが、核保有を阻止することのみ考えるならば持続的な低強度紛争はイスラエルにとって有利になると思う