>>884
>逆にイスラエルは破壊された&撃ち尽くした防空システム復旧したの?

イスラエル軍の迎撃ミサイルはかなり消耗したとしても、ランチャーの方に被害が出たなんて報道は皆無なんだが。

それにウクライナに大量供与したPAC-3の在庫は米軍でもひっ迫していますが、SM-2/3/6やTHAADの在庫は
ウクライナには供与せず、イランやフーシ派相手に使っただけだから、米軍全体の在庫が枯渇するなんて
米軍全体の規模からすると無理がある。

THAADミサイルは年産およそ60発とされるが、既に量産を開始して十数年経つのだから、訓練での消耗分を引いても
900-700発程度の在庫があったと推測されるし、実戦での大規模使用は2024年からなのだから、イランとの戦いで
使用した分は多く見積もっても100発に満たないでしょう。

紅海でのフーシ派に対する防空戦でも、米海軍はかなりのミサイルを使用しましたが、比較的近距離かつ低速の
弾道ミサイル迎撃だった為に、高価なSM-3/6を使うまでも無く、既存のSM-2やESSM及び艦砲で事足りたケースも
多々あったとされます。 

特に相手が低速の自爆ドローンであった場合は、SM-6などオーバースペックの無駄遣いでしかありません。

それとイランは長年リソースを集中してきた弾道ミサイルや自爆ドローンの生産に関しては相応の量産能力を持ちますが、
対空ミサイルの類となると話は別です。

イスラエルは防空ミサイルの分野ではアローシリーズ及びアイアンドームやダビデスリングやアイアンレーザーなどの
世界最先端のシステムを独自開発し、弾道ミサイルの大量投射にも対応可能なシステムを構築しましたが、イランは
S-300をデッドコピーしたBavar−373を生産するのがやっとであり、それもイスラエル空軍に対してS-300/400と同様に
全く無力であったのは先の12日間戦争で否応なく実証されましたが。