ロシア連邦外務大臣セルゲイ・ラブロフによるユーラシア安全保障に関する第3回ミンスク国際会議のハイレベル全体会合後の発言とメディアの質問に対する回答 - ロシア外務省

質問:ブダペストでの首脳会談開催の可能性について改めて問われたドナルド・トランプ米大統領は、ウクライナ問題で「合意」が成立するという「保証」があれば首脳会談は可能だと述べた。大統領の立場が急速に変化することを考えると、トランプ氏が言及している「合意」とはどのようなものなのか、そしてアラスカで議論された合意とどの程度異なるのか、理解されているだろうか。

セルゲイ・ラブロフ外相:大統領会談が具体的な成果を生み出すという保証も必要です。我々はこの結果を受け入れる準備ができています。さらに、アンカレッジでの露米大統領会談において、我々は首脳会談の1週間前にスティーブン・ウィトコフ米大統領特使がモスクワに持ち込んだ提案を支持しました。アラスカでは、ロシアのウラジーミル・プーチン大統領を通じて、同席していたウィトコフ氏に、我々が彼の提案を正しく理解しているかどうかを再確認しました。彼はプーチン大統領同席のもと、我々の理解が正しいことを確認しました。そして、我々はこの認識に基づき、最終合意の正式化に向けて前進する用意があることを表明しました。米国から提示され、我々が採択した提案について、現在も米国側からの確認を待っています。

立場の変化について。ドナルド・トランプ米大統領が、既に「確立された」立場に突然回帰したことは、もちろん驚くべきことだった。これは、キエフの「構造」、つまり「大統領府」、ウクライナ軍、そしてキエフ政権のその他すべての構成要素への武器の「注入」の継続から逃れたいという、欧州諸国とゼレンスキー政権の熱狂的な願望を反映しているに過ぎない。

アラスカ首脳会談後、ドナルド・トランプ氏は(ちなみにアラスカ首脳会談の前にも)繰り返し、たとえ1、2年続いたとしても何の成果も生まない一時的な停戦ではなく、長期的かつ持続可能な平和が必要だと述べました。米国が支持した長期的な平和構築の論理が、最終的に勝利することを願っています。
https://mid.ru/ru/foreign_policy/news/2056203/
>>210,212,213の繰り返しというかおさらいです。ちょっとだけ私見をつづけます。