トランプ大統領のウクライナ和平に向けた最新の取り組み -The Atlantic(サイモン・シュスター)
トランプ大統領がウクライナ戦争の終結を目指して10カ月にわたり模索してきた中で、最も一貫していたのは彼の一貫性のなさだ。

国連総会の傍らで、ゼレンスキー大統領はトランプ大統領が新たな制裁措置を発動し、ロシアに交渉を迫るべきだと主張した。会合の報告を受けた人物によると、ゼレンスキー大統領は戦場の地図を取り出し、ドネツク地域を指差した。ウクライナ軍は、最前線都市ポクロフスク近郊の同地域でロシア軍の大部隊を包囲しようとしていると主張した。

トランプ氏は勝利の夢を抱く気分にはなかった。ロシア軍によるポクロフスク包囲の約束は実現しなかった。ロシア軍は進撃を続け、小部隊を派遣して町に侵入させ、射撃陣地を敷いた。ゼレンスキー大統領は別の地図を持参し、その地域の戦闘状況を説明しようとしたが、トランプ氏はほとんど関心を示さなかった。「殺戮をやめ、取引を交わす時だ!」と、会談後、トランプ氏はTruth Socialに綴った。

1月10日、ウクライナの捜査当局は、同国史上最大級の反汚職事件の一つを発表した。ゼレンスキー大統領はこのスキャンダルに関与していなかったものの、ヴァンス氏をはじめとするホワイトハウス関係者は、この事件によってウクライナが和平合意に抵抗する立場を失ってしまうと確信していた。

11月19日のゼレンスキー大統領との会談後、ドリスコル外相は米国大使公邸に集まった欧州の外交官たちに状況を説明した。会談は友好的ではあったものの、緊張感に満ちたものだった。

交渉関係者の一人によると、これらの「些細な詳細」の一つは、ゼレンスキー大統領が最も受け入れ難いものになるだろうという。この条項は、ウクライナが依然として支配するドネツク州の一部、つまりポクロフスクをはじめとする東部の要塞都市から軍を撤退させることを義務付けるものだ。この地域を放棄することは、ゼレンスキー大統領にとって政治的自殺に等しい。

https://archive.md/ciTbQ
https://www.theatlantic.com/national-security/2025/11/ukraine-peace-push-russia-trump-zelensky/685045/
自分はサイモン・シュスターの一貫性のなさにがっかりしたねw ☆マイナス差し上げる
それよりプーチンの会見を確認しなきゃね。