ウクライナはロシアに勝てないと英国陸軍司令官が警告 -INDEPENDENT
リチャーズ元帥はインディペンデント紙のサム・カイリーに対し、ウクライナは西側同盟国から偽りの希望を与えられており、NATO軍が戦闘に参加しない限りロシアに勝利することはできないと語った。

英国の最高位陸軍将校は、ウクライナはロシアとの戦争に勝つことはできず、クレムリンと和平条件を交渉すべきだと述べた。

今年初めに英国軍最高位の「五つ星」階級に昇進し、アフガニスタンへの増派の際にNATO軍を指揮したリチャーズ卿は、ウクライナの同盟国はキエフを失望させたと語った。

「ウクライナの件で我々はウクライナに戦うよう促したが、勝利の手段を与えなかった」と元国防総省参謀総長はインディペンデント紙のポッドキャスト「ワールド・オブ・トラブル」で語った。
ウクライナがロシアに対して勝利する可能性について考え、彼はこう語った。「私の見解では、彼らは勝てないだろう。」

「彼らと一緒に進まない限りは――ウクライナは我々にとって存亡に関わる問題ではないので、我々はそうはしない。ちなみに、ロシアにとっては明らかにそうなのだ」と彼はワールド・オブ・トラブルで語った。

「これは存亡に関わる問題ではないため、我々は戦争をしないと決めました。我々は、ある種のハイブリッド戦争(ロシアとの)を戦うことになる、という議論もあるでしょうし、私も全くその意見を受け入れます。しかし、それは我々の兵士が大量に命を落とすような銃撃戦とは異なります。」

「彼らの成し遂げたすべてのことに私たちは魅力を感じており、多くのウクライナ人に対して心からの愛情を抱いているにもかかわらず、私は依然として、これは私たちの重要な国益ではないという考え方にとどまっている。

「私の直感では、ウクライナができる最善のことは、ゼレンスキー大統領が素晴らしい指導者であることは既にご存知でしょうが、引き分けくらいしかできないということです。」

https://www.independent.co.uk/news/world/europe/ukraine-russia-war-defeat-david-richards-world-of-trouble-podcast-b2844349.html