【おまけ・プーチン大統領と日本】

★「柔」の心を知る達人 -山下泰裕公式サイト

「講道館に来ると、まるで我が家に帰ってきたような安らぎを覚えるのは、きっと私だけではないでしょう。世界中の柔道家にとって、講道館は第二の故郷だからです。日本の柔道が世界の柔道へと発展していくのはたいへん素晴らしいことですが、われわれにはもっと注目すべきことがあります。それは、日本人の心や考え方、そして文化が柔道を通じて世界に広まっていくことです」

 日本の柔道家が同じことをいえば、ある意味でそれは当然でしょう。しかし、ロシアの、それも大統領がこれほど深く柔道の役割を理解していることに、私は強く胸を打たれたのです。しかも、プーチン大統領は、講道館館長から送られた六段の紅白帯をその場で締めることを丁重に辞したうえ、こう言葉を続けました。「私は柔道家ですから、六段の帯がもつ重みをよく知っています。ロシアに帰って研鑽を積み、一日も早くこの帯が締められるよう励みたいと思います」
 この発言はいわゆるリップサービスだと、穿った見方をする人がいるかもしれません。多忙な大統領に練習のための時間などあるはずはないと。しかし、プーチン大統領が週に2回、今でも道場に足を運んでいることを私は知っています。この言葉は、心から発せられたものでした。
http://www.yamashitayasuhiro.com/kouenroku/yawaranohito/yawara.html

★プーチン大統領と日本柔道界の深い関係 特別昇段、パイプ役の過去も -朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/ASQ326GW3Q32UTQP012.html

★プーチン氏、昭恵氏と面会 安倍氏を「忘れぬ」 対日関係改善模索か -朝日新聞
https://www.asahi.com/articles/AST5Y5K8LT5YUHBI02WM.html