アメリカ国防省もサプライチェーンに関しては危機感と現状ではどうにもならんことを自覚はしている
だからAAMやASMの委託生産や戦闘機用エンジンの重要部品でIHIを部品サプライヤーに加えるなど現実的な対応をしている

アメリカが練習機の共同開発・共同生産をもちかけてるのも、T-7Aの生産全体や部品サプライヤーに日本企業を加えたいから
アメリカの防衛装備品の開発・生産能力の低下は、昔のような「国内開発VS外国製丸ごと輸入」という単純図式ではなくなってきている 
仮にT-7Aの受注が順調になったとしても、生産を順調に行えるかが怪しいのだろう
だからボーイングとの協業経験が豊富な日本を生産に参加させようとしている

練習機では日本メーカーの対応が分かれた
川崎重工やスバルは特に練習機開発には積極的な動きは見せてない
エンジンメーカーのIHIは特に動きがなく、アメリカのハネウェルが提案
対応が「国内メーカー連合VS海外メーカー」という単純な対立構造ではなくなっている
次期戦闘機関連無人機では三菱重工と川崎重工は別々のコンセプトを出している
これに関しては国内メーカー同士もライバル構造となった