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🇺🇸 アメリカ経済の統計(2025年)

- 政策金利:4.5~4.75%(FRB据え置き)
インフレ抑制のため高水準を維持。年後半に利下げの可能性もあるが、慎重姿勢。

- 賃金未払い:制度的に極めて低水準
雇用市場は堅調。6月の非農業部門雇用者数は+14.7万人、失業率は4.1%に改善。

- 企業利益:S&P500企業の利益成長率は+10%前後
一部業種では関税の影響で下方修正もあるが、テクノロジー・サービス業は堅調。

- 企業間取引:正常に機能
サプライチェーンの見直しや価格戦略の調整が進み、信用収縮の兆候は見られない。

- インフレ率:CPI +2.4%(2025年3月)
ガソリン価格の下落などで表面的には落ち着きつつあるが、住宅費・食料品は高止まり。

- 景気:潜在成長率近辺で推移
実質GDP成長率は+2.3%(2025年予測)、個人消費は堅調。

- 財政状況:赤字拡大傾向
2024年の通年貿易赤字は約9,184億ドル、関税強化でさらに拡大の懸念。

- 経営資源:労働市場は堅調だが不法移民政策で供給に影響
労働参加率は62.6%、平均時給は前年比+4.1%。一部業種で人手不足の兆候。

- 経済の持続性:政策不確実性がリスク要因
トランプ政権の関税政策や移民抑制策が景気・インフレに影響。FRBは慎重な金融運営を継続