レールガンはコンデンサバンクの重量が輸送と兵站のネックになると思ってたが
レールガン一式は155mm榴弾システム一式より遥かに軽い

155mm榴弾は常備砲弾1000発が必要で1000発+トラックで総重量60-80トンになる
ここに牽引砲を載せても一式重量は最小80トン以上
砲兵レーダーや建設機追加で一式重量は100-150トンになる
105mm榴弾であってもシステム一式は70トン近くになる
またマンパワー依存が高く人員+食料物資が1門10トンを超える

たいしレールガンはレールガン+コンデンサ一式が40-50トンである
消耗品の電源用燃料、交換用コイル、弾丸の重量は
弾丸3000発+交換用コイル30基+燃料1.5トンでわずか3-5トンで済むため
補給負担が軽い、小さい

155mm砲システムは輸送艦で一式10-30門しか搭載できないが
レールガンであれば50-80門搭載できる

軽いため空挺団がヘリコプターで一式を空輸することも可能
この場合コンデンサはコンテナ型で移動用トレーラーは含まない

そしてレールガンのために新たに新規生産する必要がある装備はレールガン+砲弾+交換用コイルだけになる
その他製品は既にある民生品の転用が用意で緊急時は民生品を引っ張ればいい

一見負担の大きいコンデンサと電源はレールガン一式の総重量の50-70%に相応するが
これは大量補充できる民生品なので平時から余剰配置して逐次消耗する戦略も取れる