>>924
第二次大戦中、アメリカは約12万人の日系人を国内の収容所に移送した。
居住や移動の自由は制限されたが、暴力や強制労働は制度的には行われておらず、最低限の住環境・食料・教育は保障された。
戦後は謝罪と補償も行われた。

一方、ソ連は終戦後に約57万人の日本人を抑留し、シベリアなどで過酷な強制労働に従事させた。
氷点下の環境、栄養不足、重労働により多くが死亡し、推定死者は6~10万人。
暴行や拷問も報告されており、抑留は労働力確保と政治的報復を目的とした国家政策だった。
ソ連からの謝罪や補償はほぼ行われていない。

アメリカの収容は人権侵害ではあるが、生存や尊厳は保たれた。
ソ連の抑留は非人道的な強制収容であり、実質的には半奴隷労働に近い。