ウクライナ軍情報局(HUR)は、ロシア軍への最大のドローン供給業者の一つであるガスカール・グループの活動を「麻痺」させたと、同局の情報筋が7月15日にキエフ・インディペンデント紙に語った。

報道によると、このサイバー攻撃はウクライナのサイバーボランティアと連携して実行され、ガスカール氏の内部ネットワークとサーバーインフラを標的としたという。

情報筋によると、HURはロシア製ドローンの製造に関する47テラバイトを超える技術データにアクセスした。同社のサーバーに保存されていたすべてのデータは破棄されたとされている。

「盗まれたデータには、同社の従業員に対する機密のアンケート、そして最も重要なのは、ドローンの製造に関する完全な技術文書が含まれており、これはウクライナ国防軍の関連専門家に引き渡された」と情報筋は主張した。