ほんの数日前までこんな記事でキャッキャしてたのになぁ…
わずか1日でずいぶん運命が暗転したもんだぬ


905 避難所の名無し三等兵 sage 2025/07/18(金) 15:08:32 ID:Iq35mRAA0
ブルームバーグって日経と提携してるからかたまに妙に日本の解像度高い記事書くよね


貿易協定の失敗は石破の最後の失策になるかもしれない
ttps://www.bloomberg.com/opinion/articles/2025-07-17/trade-deal-fumble-could-be-ishiba-s-last-mistake

＞首相は既に衆議院で過半数に満たない連立政権を率いている。（予想に比べれば）目覚ましい長寿政権であるにもかかわらず、日曜日の選挙結果がまたもや振るわなければ、日本は3年連続で3人目の首相を待つことになるだろう。
＞石破氏は自民党にとって様々な点で失望させてきたが、何よりもまずは、その職務を果たせなかったことだ。昨年9月、石破氏は自らの名目上の人気に乗じて当選したが、それは幻影に過ぎなかった。国民は反安倍感情の象徴である石破氏を好んでいた。しかし、現実には失望させられた。

＞石破氏は当選後、即座に麻生太郎元首相を追放した。麻生氏は英語を堪能で莫大な資産を持つ、トランプ大統領の尊敬を得られる人物だった。代わりに、石破氏の長年の腹心である赤沢良生氏を関税特使に任命した。赤沢氏は石破氏の地方出身だが、首相同様に国際経験は乏しい。
＞もちろん、責任はトランプ大統領にあり、安倍首相でさえ彼を説得できなかった可能性もある。世論調査では、石破首相が米国の気まぐれや非論理的な要求に一切屈しない姿勢を国民が支持していることが示されている。しかし、関税の完全撤廃に固執したり、いずれにせよ実行する必要がある米国の防衛費増額要求を拒否するなど、比較的妥協しやすい分野ですら譲歩を拒む姿勢は理解しがたい。

＞石破氏は日米関係に多少の支障が出ても満足しているのではないかと私は疑っている。25%の関税を通告する書簡に対する反応で、彼は米国が日本を「過小評価している」と激しく非難し、「米国への依存を減らす」よう求めた。この発言はトランプ大統領への怒りだと受け止めた者もいる。
＞より自立した日本は石破氏が長年切望してきたものであるが、これは彼にとって単なる隠れ蓑に過ぎない。対中強硬派は、石破氏の北京との親密さに懐疑的な目を向けており、中国は石破氏の続投を望んでいることを隠していない。米国との貿易協定に合意できないことは、日本を彼の目標の一つに近づけ、逆説的に石破氏にとってプラスになるかもしれない。

＞しかし、これが彼が達成できる唯一の目標になるかもしれない。同性婚や夫婦別姓といった、かつて彼が主張してきた課題を追求できていないことに、支持者でさえ裏切られたと感じるだろう。それどころか、日銀の利上げから原子力発電、そして昨年の総選挙を中止するという不運な決断に至るまで、あらゆる問題で態度をコロコロと変えている。