「何百万人もの命を奪い、私の人生を破壊した男」:プーチン大統領の隠し子が独裁者を批判

プーチン大統領の非嫡出子とされるルイザ・ロゾワ(ルドノワ)は、自身の顔写真を公開し、まるで個人的な評決とも取れる文章を投稿した。

「再び世界に顔を出せるのは本当に嬉しい。毎日、自分が何者なのか、そして誰が私の人生を破壊したのかを思い出す。何百万人もの命を奪い、私の人生を破壊した男だ。」

ロゾワは2003年、サンクトペテルブルクでエリザベータ・クリヴォノギフという名前で生まれた。出生証明書には父親の記載はないが、父称「ウラジーミロヴナ」が記載されている。

2月24日以降、彼女はロシアを離れ、フランスで反戦に関する研究と展覧会のキュレーションを行った。

これに先立ち、ロシア人アーティストのナスティア・ロディオノワ氏は、ロゾヴァ氏が経営するパリのギャラリーとの仕事を公然と拒否し、「ロシア政権から利益を得ている」人物が関わるプロジェクトには参加しないと表明した。

これに対し、ロゾヴァ氏はソーシャルメディアに次のように投稿した。「私の声に耳を傾けようともしない家族の行動に、本当に私が責任を負っているのでしょうか?」