「日本は関税15%を80兆円で買った」「利益の9割は米国で、1割は日本」ラトニック商務長官が明かす日米合意の内幕
7/26(土) 8:02
https://news.yahoo.co.jp/articles/2f0bc6ace84e7715af66dae4b1ee0b9cb0d8282b

赤沢大臣の認識はともかく、米側(ラトニック商務長官とか、ホワイトハウス報道官とか)の認識では、
どう見ても「どんな形であれ、アメリカ政府は一切金を出さず、日本側の出す金で設備を作る」
という内容にしか見えんわ。

>そこで私は4000億ドルの基金を提案し、日本が大統領とアメリカに対し、国家の安全保障に貢献する物を
>作る上での資金を提供・支援するというモデルを作り上げました。

この4000億ドルが5500億ドルに引き上げられたんだろうけど、日本のODAと変わらんですやん。
しかもプロジェクトの選定について日本側に決定権はない。基金に金だけ出してアメリカ側が自由に使う構図。
その施設で得た利益も9割はアメリカ側が持っていく。

じゃあ、この基金に出資なり融資なり融資保証なりした金額が焦げ付いたら、その損失は誰が負担するんですか?
という疑問に、赤沢大臣はじめゲル内閣はきちんと答えていない。

「15%の関税率を80兆円で”買った”」ということなら、日本にとって、これは間違いなく割にあわないディールだ。