ドイツ経済紙「巨額契約逃す」 豪新型艦で日本選定受け落胆広がる
産経 2025/8/5 19:54

オーストラリアが5日、海軍の新型艦導入を巡り日本を共同開発の最有力候補に選んだことを受け、日本と競っていたドイツでは
経済紙ハンデルスブラット(電子版)が「巨額契約を逃した」と報じるなど落胆が広がった。

新型艦導入を巡ってはドイツ鉄鋼・機械大手ティッセンクルップの艦艇製造部門がフリゲート艦「MEKO A200」を提案。
同紙は日本側よりも「有利な条件を提示したのに契約を獲得できなかった。既に経営が低迷しているティッセンクルップにとって
大きな打撃だ」と指摘した。
https://www.sankei.com/article/20250805-MT2EDH4WVVPSPCFKJE2H26NBGM/

今回ドイツ側が提案したMEKO/A-200型は満載排水量3600トンで、アスロックなどの対潜ロケットを搭載せず艦載SAMも
短SAMを16発止まりなのだから、原型のもがみ型ならともかく、強化拡大型のもがみ改型(満載6200トン)の長SAMや
アスロック搭載仕様相手では、価格以外の長所が無いぞと。

それに設計ももがみ型の方が格段に新しいし、省人化や航続距離や発電能力などのアドバンテージも。