しかしまぁ、既存の合意や取り決めを無視するばかりか、国家間の正式な外交交渉で決まった事すらスナック感覚で
頻繁にゴールポストを移動して法外な懲罰関税を科したり、同盟国から国家予算並みの大金を巻き上げるやり口。

仮に20年ぐらいの時間があれば、世界に流出した工場や雇用を力技でアメリカにかき集め引き戻し、再び世界に冠たる
製造業大国にして世界の工場の地位を取り戻す!!!

・・というトランプの壮大な野望もある程度は形に出来たかも知れませんが、大統領二期目のトランプに残された時間は
あと三年半足らず。 

これでは日本や韓国・台湾を始めとする同盟国を恫喝して献納させた膨大な米国内への投資案件の大半も、トランプの
任期終了までに実働する案件はかなり限られた物になりそうです。

そして後任の大統領が民主や共和どちらになろうとも、トランプがマッハで削り磨り潰したアメリカの与信と、経済原則を
無視した高関税政策の是正に大変な労苦を強いられるでしょう。