>>487
やはり君は小学校の社会科の教科書を読むべきだ

「多数による政治」が民主主義の一要素であるのは事実だが、それが民主主義の「本質」だとするのは不正確。
現代民主主義の本質は、単なる多数決ではなく、個人の自由・法の支配・権力分立・少数派の権利保障などを含む制度的枠組みにある。

多数決だけで政治を運営すれば、少数派の権利が踏みにじられる「衆愚政治」に陥る危険がある。
だからこそ、民主主義国家では憲法や司法制度によって多数の暴走を制限している。

「多数=民主主義の本質」とするのは、アリストテレスの分類をそのまま現代に当てはめたような古典的単純化であり、近代以降の思想的発展を理解していない証拠。