>>663

2014年のクリミア併合について、ロシア軍元大佐ギルキンは「ロシア正規軍が機能させており、議員たちは投票を強制された」と証言している。国連総会決議68/262は、この住民投票の無効性を認定し、ウクライナの領土保全を支持した。

それ以外にも、ロシアでは国家管理機関に属する学校や企業で「投票は義務」として電子登録を強制され、管理職から指示された教員が生徒の投票状況を監視した例が報告されている。
http://www.themoscowtimes.com/2024/03/20/fraud-violations-and-pressure-election-observers-describe-russian-2024-presidential-vote-a84508 (注: 例として大学における「実態」を示す報告)

過去の調査では、2011–2012年のロシア選挙において、投票率と与党への得票率の高い相関、整数パーセントで示される結果の異常な頻度などが検出され、不正の統計的痕跡であると見なされている。
https://arxiv.org/abs/1410.6059

また、ロシア政府は国有企業の従業員に「投票に行くように」と職務命令を出し、実際に従業員が投票所へ送られるなど、有給職場からの強制投票が広く行われているという報道もある。
http://khodorkovsky.com/russian-state-companies-force-employees-vote-presidential-election/

さらに、ロシア議会選などで「カルーセル投票」と呼ばれる複数人がバスで運ばれて複数の投票所で投票を繰り返す手法が報じられており、明らかな組織的選挙操作の一例として知られている。
https://en.wikipedia.org/wiki/Carousel_voting