李 相日(リ・サンイル / り そうじつ、이상일、1974年1月6日 - )は、
日本を拠点に活動する映画監督。新潟県出身の在日朝鮮人三世。

経歴
1974年、新潟県に生まれる。在日朝鮮人三世で、父は新潟朝鮮初中級学校で教師をしていた。
日本映画学校(現・日本映画大学)に入学。
卒業制作作品『青〜chong〜』がぴあフィルムフェスティバルでグランプリを含む史上初の4部門を独占。
その後、数年間フリーの助監督として活動し、シネカノンの李鳳宇が企画・製作した
2002 FIFA World Cup Korea/Japanのドキュメンタリー映画では、
何台かあるカメラのうちの一台の撮影も担当している。
第12回PFFスカラシップ作品として制作された『BORDER LINE』で、
最も将来性を期待できる監督に与えられる新藤兼人賞金賞を受賞するなど高い評価を得る。
2006年に公開された『フラガール』で、第80回キネマ旬報ベストテンの日本映画ベスト・ワン、
第30回日本アカデミー賞最優秀作品賞および文化庁芸術選奨新人賞を受賞。
2010年に公開された『悪人』で、第84回キネマ旬報ベスト・テンの日本映画ベスト・ワン、日本映画監督賞を受賞。
監督作品
青〜chong〜 (1999年)
BORDER LINE (2002年)
69 sixty nine (2004年)
スクラップ・ヘブン (2005年)
フラガール (2006年)[1]
タガタメ (2008年)(コンピレーション映画『みんな、はじめはコドモだった』の中の一編)
悪人 (2010年)
鼻(2010年8月25日 NHK-BShi『妖しき文豪怪談シリーズ』の中の一編として放映)
許されざる者 (2013年)
怒り (2016年)
ブルーハーツが聴こえる 〜1001のバイオリン〜 (2017年)
ドラゴンクエストX 冒険者のきせき「どの職業で戦うか迷う話」 (2017年)
流浪の月 (2022年)
国宝(2025年)

どれも見たことがない