外国人陸士を解禁しないとやばいかも


論文から見えた米軍の本音
「共同作戦に支障をきたす恐れがある」とまで論じられていた<陸上自衛隊の問題>とは
ps://topics.smt.docomo.ne.jp/article/fujinkoron/life/fujinkoron-18127

日米の共同訓練などの際には、米軍は
「自衛隊はよくやっている」
「頼りになる」などと言ってくれるのだが、
雑誌に投稿する論考となると、当たり前だが完全な本音ベースで書かれているわけで、
米軍がどのように自衛隊を見ているのかがあからさまになる。

ある論文では米海兵隊の中佐が日本の南西諸島防衛について論じていた。
論文執筆者は陸上自衛隊との共同訓練の経験もあるのだが、
彼が疑問に感じたのが陸上自衛隊の階級構成だった。

陸上自衛隊は、ある程度経験を積んだ陸曹が多い。
ところが、困難な状況に直面した際に、陸曹の下で黙々と任務に専念することを期待される陸士となると、
圧倒的に人数が少ないというのだ。



本来であれば、軍隊はピラミッド型の組織であるべきで、
下から陸士、陸曹、陸尉、陸佐、陸将というように構成されるとすると、
一番下の陸士が一番多くなるのが自然である。



ところが、陸上自衛隊は陸士が圧倒的に少なく、米海兵隊から見れば不安定な戦闘組織ということになってしまうのだ。
米海兵隊と共同作戦を行うにもうまくいかないのではないか、というのが論文執筆者の議論だった。