【平壌8月22日発朝鮮中央通信】敬愛する金正恩総書記が、朝鮮人民軍海外作戦部隊の指揮官、戦闘員に対する国家表彰授与式で、次のような意義深い演説を行った。

(抜粋)同志の皆さん!
この場を借りて、海外軍事作戦に参加して貴い生命をささげた烈士の遺族に深甚なるお悔やみを申し上げ、皆が彼らの永生を願って黙祷することを提議します。

海外軍事作戦で李寿福(注 1211高地の戦いで銃眼を身体で塞ぎ戦死した英雄)、姜浩英(手榴弾を片手に特攻戦死した英雄)、趙君実(手足を負傷するも口で引き金を咥え3日間陣地を死守した英雄)を凌ぐ数百数千の英雄たちが輩出しました。

銃眼を体でふさぐ年齢は18歳だという通説を越え30代、40代の将校が先頭に立って敵のトーチカをわが身でふさぎ、遺体も残せない自爆の道をためらわずに選択し、自分の指揮官の方に飛んでくる敵弾をわが身でふさいだ事実は私に強い衝撃を与えました。

ここ党中央委員会の会館に立てられた追慕の壁を見てください。
あれほど立派でたくましいわれわれの多くの将校たちが一身を投げ出し、壮烈な最期を遂げました。
彼らは当然、英雄中の英雄であり、海外作戦部隊は英雄部隊だと呼ぶべきでしょう。

首都の一角には、偉大な参戦者の勲功を末永く伝える戦闘偉勲記念館と戦闘偉勲記念碑が建立され、全国が英雄たちの崇高な精神と気概を永遠に尊び、見習うようになるでしょう。
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正恩のクルスク遠征隊勲章授与式演説より。生還者50以上、死者50以上に共和国英雄勲章が授与された模様
帰還兵を抱きしめ遺族に頭を下げるなど特殊性が高い式典であると共に、少なからぬ死傷者を出したこと、北朝鮮兵が自爆戦術をとったというウクライナ側主張を認める形になったのは興味深い
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