現実はこれだからしょうがない
このスレのまともな住民はみんな理解していたこと
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当初日本は、次期戦闘機の国産化を目指していました。「F-3」と呼ばれる計画です。
F-3開発に当たっては、2030年代のF-2退役をにらんで、2010年ころから技術研究開発を進めていました。
最大の課題はエンジン開発で、推進力をつかさどる戦闘機の「命」であるエンジンを国産化できるかどうかがカギでした。
IHIと防衛装備庁で研究開発して試作までこぎつけていたのですが、戦闘機に搭載した状態を模擬して高度に応じた環境で
試験する場所がないなど信頼性を高めることが難しく、生産できるかどうか疑問符が付いたのです。
その後、日本は米国との共同開発を模索したのですが、米国側の技術開示の姿勢は消極的で、共同開発にもあまり関心を
示しませんでした。F-2の後継機だけだと、100機ぐらいしか生産しないので非常に単価が高くなります。
後述しますが、米国でも独自の次世代戦闘機プログラムが進行していたという事情もあります。
そこで日本は、当時2035年の運用開始を目指して進んでいた英伊の「BAE システムズ・テンペスト」という
次期戦闘機プログラムに相乗りし、最終的にGCAPの枠組みに落ち着いたのです。(荒木淳一 元空将)

現役の時に空幕で技術部長やってて平成25年の時に戦闘機の開発ビジョンというのを作って、
将来の戦い方はこうなるからそのためにはこういうプロジェクトで戦闘機を作っていこうというまさにこの
F-2の後継機のためのビジョンを作ったんですよね。ただF-2の部隊って3個飛行隊しかないのでよく作っても
100機いかないんです。そうすると機体の単価が150から200億位になるんです、国産でね。
それで元々あった戦闘機開発ビジョンが潰れて共同開発にするってことになった。(吉田浩介 元空将)