歴代の宮内大臣(宮内庁長官)、侍従長、女官長、書陵部長、その他各種部門長などの多くがクリスチャンであることは公開情報としても有名です。さらに皇室参与に起用された各界の人物もほとんどがクリスチャンです。
たとえば、現職の川島裕侍従長(元外務事務次官)はカトリック信徒であり、国際機関で活躍の緒方貞子氏(カトリック系の重鎮)といとこ同士、前職の渡邊允侍従長(元外務省高官)は聖公会クリスチャンで明治元勲の大山巌元帥と大山捨松夫妻の子孫。
>>650 その他の歴代侍従長もクリスチャンが大半です。
女官長はこの50年近くクリスチャンがリレーし続けています。
田島道治宮内庁長官(無教会派)、宇佐美毅宮内庁長官(クエーカー)などもクリスチャンです。
上記両長官と同時期に皇室に仕えた三谷隆信侍従長(元外務省高官・無教会派クリスチャン)は女子学院の創立者でキリスト教女子教育界の大物である三谷民子氏とは異母兄妹です。
昭和天皇の即位後初代の侍従長珍田捨巳伯爵(元外務次官)はクリスチャンであるだけではなくメソジスト派の牧師でもありました。
珍田伯爵と同時に起用されたのが牧野伸顕宮内大臣と関屋貞三郎宮内次官ですが、関屋次官は無教会派クリスチャンで、その妻の関屋衣子氏(聖公会クリスチャン)は貞明皇后の生涯にわたる相談役を務めました。
牧野宮内大臣は自分の信仰を明らかにしてませんが、欧州駐在中に娘(雪子、後の吉田茂夫人)が幼児洗礼を受けており、曾孫に麻生元総理がいますのでカトリックだと推定できるでしょう。(
リベラル派の要職が次々と暗殺の対象になる時代だったのでキリスト教信仰の表明には危険がともなっていた)

東宮侍従だった浜尾もカトリック教徒
浜尾の弟の文郎はバチカン、カトリック教会の枢機卿。洗礼名は「ステファノ」