これからロシアが落とすべき都市はこんな感じかな

ポクロフスク（人口約6万人）
現在まさに主戦場のひとつ。ロシア側は包囲を強調するが、都市全体を占拠したわけではない。

クラマトルスク（人口約14～15万）
ドネツク州の臨時州都。戦前から産業都市として重要で、周囲を高地と河川が囲む。長年にわたりウクライナ軍が防衛拠点化しており、東部戦線の「心臓」と呼ばれる。

スラビャンスク（人口約10万）
2014年に親露武装勢力が一時占領し、その後ウクライナ軍に奪還された経緯がある。地理的にクラマトルスクと一体で防衛線を形成。周辺の水源・インフラも重要。
ここはオスキル河という防御に使える大河があり、スラビャンスクはその端になります。
つまりスラビャンスクが堕ちるとロシアに廻り込まれオスキル河の防御効果がなくなる事を意味します。
これは戦線の延翼の必要性を意味し、既に兵員が不足するウクライナにとって大きな痛手になります。

コスチャンティニウカ（人口約6～7万）
鉄道結節点を持ち、砲兵・補給の要衝。現在も要塞化が進み、ロシア軍は到達したものの市街戦には至っていない。

ドルジュキウカ（人口約5万）
クラマトルスクとコスチャンティニウカを結ぶ後方の拠点で、防衛網の「第2列」。ここを保持することでクラマトルスク全体の防衛が可能になる。


トレツク（旧ドゥツカ、人口約3万）
ドネツク州西部の要地で、ポクロフスク防衛と連動する拠点。
陥落との情報もあるが未確認

クラホヴェ（工業都市、人口2～3万規模）
発電所を中心に、兵站・防御の核となりやすい。
陥落との情報もあるが未確認

セリドヴェ～ノヴォゴロドスク周辺
ポクロフスクとクラマトルスクの中間的な位置で、補給路を押さえる小都市群。