https://archive.is/20250829163519/https://kyivindependent.com/exclusive-maker-of-ukraines-prized-flamingo-cruise-missile-facing-corruption-probe/#selection-269.0-338.0
ウクライナの反汚職機関が、同国の主要長距離攻撃ドローン会社であるファイア・ポイント社について、政府に対する価格設定と納期で誤解を招いたとの懸念で調査を行っていることが、調査に詳しい5つの情報源からキーウ・インディペンデント紙が独占入手した情報で明らかになった。
国家反汚職局(NABU)は、ウォロディミル・ゼレンスキー大統領の元映画スタジオの共同オーナーが、この会社の最終的な受益者である疑いについても調査している、と情報源は述べた。
最近まで、この兵器メーカーはウクライナの国防関係者以外にはほとんど知られていなかったが、キーウ・インディペンデント紙が入手した文書によると、国防省のドローン予算資金の最大の受給者の一つ(もしくは最大の受給者)と見られている。
しかし過去数週間、ファイア・ポイント社は魅力攻勢に出て、FP-1長距離攻撃ドローンと「フラミンゴ」巡航ミサイルを西側メディアで宣伝している。
ゼレンスキー大統領は先週、この兵器について初めて公式にコメントし、フラミンゴはロシアの約4年間に及ぶ全面侵攻に対抗するためにウクライナが保有する「最も成功した」ミサイルだと述べた。
ウクライナは、前線の遥か後方のロシア目標を攻撃し、モスクワの戦争マシンを鈍化させるため、長距離攻撃ドローンと巡航ミサイルの開発を優先している。
調査の一環として、NABUはファイア・ポイント社が部品の価値または軍への納入ドローン数、あるいはその両方を水増ししたとの懸念について調査している、と情報源(現職・元政府関係者や業界代表者を含む)は述べた。
全員が調査と会社の詳細について議論するため匿名を条件に発言に応じた。