ウクライナは2026年にMiG-29とF-16で相互運用可能な840発のERAMミサイルを受領予定
https://militarnyi.com/en/news/mig-29-and-f-16-interoperable-ukraine-will-receive-840-eram-missiles-in-2026/
ウクライナへのERAMミサイル840発の最初の納入は2026年10月に予定されている。これは米空軍の文書を引用して『アビエーション・ウィーク』誌が報じた。
早ければ今年10月にも、試験的に10発のミサイルがウクライナに納入される予定だ。
国防安全保障協力局が米国議会に提出した報告書は、アメリカのF-16戦闘機やソ連のMiG-29戦闘機からこれらのミサイルが使用される可能性を確認した。
文書によれば、武器輸出作業部会は2億2500万ドルの予算と迅速な調達プロセスにより、ERAMの要請、防衛企業2社との契約締結、米国の試験場およびミグシリーズ戦闘機での兵器試験、試作品の入手に1年余りを費やした。
ERAMプロジェクトのミサイルは、バージニア州のCoAspire社とカリフォルニア州のZone 5 Technologies社の2社によって製造されている。
CoAspire社の迅速適応型低価格巡航ミサイル(RAACM)は、重量500ポンド(250kg)で、貫通効果と破片効果を併せ持つ弾頭を搭載している。複数の作動モードを備えた起爆装置を使用するように設計されている。
このミサイルは航空機プラットフォームに搭載可能で、最大200m/sの亜音速に達する。