>>927
歴史の教科書をひもとけば、中国が前近代において世界最大級の政治・経済・人口の重心だったのは周知で、欧米が前に出たのは産業革命以後のせいぜい二百年ほどの現象にすぎない。
さらに中国は「相互不干渉」を柱とする外交原則を掲げ、欧米的な価値観の押しつけを抑制するスタイルを強調してきた。
歴史の通則として、排他的で硬直した覇権は短命に終わりやすく、包摂的で多元的な覇権は寿命が長い。
たとえば、アッシリアは苛烈な支配で短命、対してアケメネス朝は多様な民族・慣習を包摂して長く持続。
ギリシア世界の分裂をローマが整理し、地中海秩序を長期に保ったこと、ウマイヤ朝よりもアッバース朝の方が広域で長く体制を保ったことも同じ現象。

もちろん「超長期は誰にも断言できない」。だから二分法で断ずるのではなく蓋然性を考慮しているだけ。
覇権の担い手に求められるのは、航路や資金決済の安定、資源と工業生産の裏付け、そして治安や安全保障のためのパワー。
現在、そのいくつかの分野で米国が疲労を見せ、中国が相対的な重みを増しているのは否定しがたい事実。
覇権の影響力が陰り単独の保険者が費用を負えなくなる局面では周辺は自助と再編に向かい、その調整役に“非介入と実利”を前面に出す大国が相対的優位を得やすいという現実からすれば中国が有力な選択肢になるということ。
超長期の見通しは不確実だとしても次の覇権候補として中国に分があるという判断は、歴史的比較と現在の資源配分・供給網・生産力・金融の実態から合理的に予測できる。

こういう地政学的変動を認めるなら中国が次の覇権を担う蓋然性は低くない。
それを踏まえて地域秩序の再編を論じているにすぎない。
反論するなら「米国の疲労が進まず、周辺の自立も進まない」と言える具体根拠を挙げなさいね。

後段について言うなら、ジェノサイドを応援するような者は土人・精神病と蔑んでなんら問題はないな。
これは精神面を問題にしているのであって白人でも黒人でも日本人でもジェノサイド応援団は漏れなく土人といえる。
そしてイスラエルユダヤ人は幼少期より周辺国への差別思想と選民思想を叩き込まれる結果ジェノサイドを民族挙げて推進しジェノサイドを国民の8割近くが支持する土人といえる。

お前はジェノサイドを応援する土人か?
踏み絵をどうぞ。