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”中ソ対立のようにギクシャク”
あの時はスターリン批判を巡る路線対立だったそうだし、そこに後になって米欧日らが手を突っ込んで更に対立と分断を煽った格好。
最盛期には、米欧の代理戦争込みで中国は統一ベトナムに中越戦争したわけでさ。諸々義理があるベトナムが生意気にもソ連を選んで中国に冷たくなったのが許せなかった。さらに中国寄りの民主カンプチアに攻め込んで政権転覆しやがったでもっと許せない。
同時に米欧らも自分らを負かしたベトナムが許せず(無茶苦茶な制裁継続中でボートピープルが続々)自分らが可愛がっていた「極左」の民主”キリングフィールド”カンプチアを倒したのが許せない。というところで米欧が煽って中越戦争。今なら米欧は無茶苦茶中国を非難したろうが、もちろんほぼダンマリだった。
今はイデオロギーの時代は両国とも終わってるし、互いに結んでいないと各個撃破されるというのがここ数十年の血の教訓だから、互いに合わせて行くだろうし、それがあらゆる意味で正解だろ。露と中は”俺と組んで世界を獲らないか?”というの言い過ぎだけど(中国は米欧と違って世界征服に実は色気がないし、露も興味が薄い)、組むことで10+1が1000になる関係だから酸いも甘いも嚙み分けながらも長く続く夫婦のようにうまく組んでいくだろ。