デイビッドの息子が仕事を継いだわけではないのか

ウクライナ難民女性を殺害した「けだもの」に死刑を トランプ氏

トランプ氏は自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に、「平和と安全を求めてウクライナから米国にやって来た美しい若い女性を、
これほど残忍に殺害したこの『けだもの』には、『迅速な』(疑いの余地はない!)裁判で、『死刑』のみを言い渡すべきだ。
他に選択肢はあり得ない!!!」と投稿した。
トランプ氏の要求は、パム・ボンディ司法長官がデカルロス・ブラウン・ジュニア被告(34)に対し「最高刑」を求刑すると表明したのを受けたもの。
ブラウン被告は先月、ノースカロライナ州シャーロットの列車内でウクライナ難民のイリーナ・ザルツカさん(23)を刺殺した罪で起訴されている。

刺殺の場面を捉えた恐ろしい防犯カメラの映像は、トランプ氏による犯罪取り締まりを後押しすようとする右派のメディアやソーシャルメディアアカウントによって共有された。
ホワイトハウスとその支持者たちは、地元の民主党当局者が初期対応でザルツカさんよりもブラウン被告を優先し、被告の精神疾患の病歴を強調したと指摘している。
ホワイトハウスのキャロライン・レビット報道官は9日の記者会見で、ブラウン被告には武装強盗を含む複数の前科があると述べた。
「この人非人のモンスターは刑務所に入れられるべきだったし、イリーナさんはまだ生きているべきだった。しかし、民主党の政治家、
リベラル派の裁判官、そして軟弱な検察官たちは、犯罪者を収監して地域社会を守るよりも、善人ぶることを優先している」と述べた。
トランプ氏は首都ワシントンに州兵を配備し、民主党が支配する他の市にも配備を拡大すると繰り返し警告している。
共和党は、制御不能な犯罪を減らすために必要な措置だと主張する一方、民主党などはトランプ氏の権威主義的な行き過ぎを非難し、多くの犯罪が大幅に減少したことを示す統計の存在を指摘している