「ラブブ」人気失速、ポップマート株下落−時価総額2兆円弱吹き飛ぶ (ブルームバーグ 9/15)

人気キャラクター「ラブブ」フィギュアを巡る熱狂が冷め、世界最大級の株高に終止符が打たれた。
製造元である中国の玩具メーカー、泡泡瑪特国際集団(ポップマート・インターナショナル・グループ)の時価総額は数十億ドルを失った。

ポップマートの株価は15日の香港市場で一時約9%急落し、4月以来の大幅な下げを記録した。
JPモルガン・チェースは材料不足と魅力的ではないバリュエーションを理由に同社の株式投資判断を引き下げた。
それでも、ポップマートの株価は年初来で180%超値上がりしており、依然としてハンセン指数のトップ銘柄だ。

JPモルガンのケビン・イン氏らアナリストは、リポートで「現在の株価は完璧な状態を織り込んでおり、小さな業績の下振れや、二次市場での
価格下落や第三者ライセンス供与といったネガティブな報道が株価下落につながる可能性がある」と指摘した。

ラブブはBLACKPINKのリサさんやデービッド・ベッカム氏ら著名人にも支持されたが、中国の二次市場でかつてのプレミアム価格を失いつつある。

ポップマートの株価も勢いを失っており、8月26日の最高値から約130億ドル(約1兆9200億円)、時価総額の約4分の1を失った。
2024年には、ラブブが多くのアジア市場でブームを巻き起こし、株価は4倍余り跳ね上がった。
今月にはハンセン指数とハンセン中国企業指数にも採用された。
現在、株価は12カ月先の予想利益に基づく株価収益率(PER)は約23倍で取引されている。

JPモルガンのアナリストによれば、ポップマートはクリスマス前にアニメ作品とラブブの新バージョンを投入し、インタラクティブ玩具の発売も
計画している。 ただし「材料としての見通しは不透明」とし、投資判断を「オーバーウエート」から「ニュートラル」に引き下げ、2026年12月の目標株価を
25%下げて300香港ドルとした。
https://news.yahoo.co.jp/articles/028a12c524aa82e04c53c84c8384c4d7fef3666a

どうせこんなキモイキャラクターの人気なんて長続きしないと思っていたが、ウリの想定よりずっと早くバブル崩壊していてワロタ。