キャスター「先生なら東京だとどこに家を建てますか?」

名古屋大学・建築耐震専門家・教授「私は東京には建てません。
なぜなら、人が必要以上に集まりすぎているからです。
災害の観点で言うと田舎の地震より危険です。
どうしてもというなら、土地が低い場所、湾岸、土地が軟弱な場所は避けます。」

キャスター「じゃあ山の手や武蔵野台地がいいんですね!」

専門家「ただし、山の手や武蔵野台地でも安心はできません。まず鉄道は基本谷に作られているのです。
地下鉄じゃない地上の鉄道は人が住んでいない所を通しています。
騒音や振動があっても問題ない、人が住みたがらない所に建てられているのです。
そういう場所はリスクがあります」

専門家「これから起こる首都直下地震の災害を軽減するには、現時点では建物を頑丈にするというより、
もう東京の皆さんが他の場所に引っ越すことが一番早いです。
特に賃貸の方は自由度が高いですから」