>>555
>現実は、毎年度の国債借り換えで金利負担がずっしり増えるね

財務省とその関係者はそう言ってるが、国債の約半分を日銀が保有している現状では、
借換債を発行してもその何割かは日銀が引き受けるので、
政府が支払って金利を日銀が受け取っている。
結果的に、国庫納付金という形で政府予算に組み込まれるからかなりの部分が相殺される。

加えて、国債金利が上がれば政府が定期的に購入している各種債権の金利も上昇するので、
政府の金利収入も増えることになる。

さらにさらに、日銀は利益のたっぷりと乗ったETFの売却を少しずつ進めて国庫納付金を増やして
将来の政府の利払いに充てることも始まっている。

財務省はなぜか「政府債務」ばかりを強調するが、ストックやフロー全体を加味した説明をせねばなるまい。